木造住宅建築＞基礎計画 仕様書の内容＞検査工程の流れ＞瑕疵担保責任を10年間義務付け
新築における木造注文住宅建築の検査工程の流れ
新築木造注文住宅基礎配筋検査
- 背筋の径・ピッチは計画図書（図面）通りか
- 基礎の形状は計画図書（図面）通りか
- スペーサーブロック等を規格で設けているか
- 出墨・継手部分の補強が適切か、定着長さが不足していないか
- 捨てコンクリートの有無
- ベース型枠の有無
等、基礎部分を実施いたします。
新築木造注文住宅構造体検査
- 基礎部分：生コンの納品伝票を照らし合わせ、生コンの強度・スランプ値を確認等
- アンカーボルト部分：アンカーボルトは適切に設けているか等
- 床束：束石または耐圧盤が設けられているか等
- 土台・大引：土台継手位置は適切か等
- 軸組：柱の断面寸法が図面と合致しているか、接合部の補強金物が適切に設置されているか等
- 屋根：屋根の仕上がり状態に問題はないか等
- 耐久：軸組み材が乾燥材または集成材を使用しているか
- 防腐防蟻処理：指定箇所に防腐防蟻処理が施されているか
- 防水：防風透湿シートを施されているか
等、設計図書を基に構造体部分を実施いたします。
新築木造注文住宅外装下地検査
- 断熱性：断熱材の種類、厚みは図面通りか、施工部分に断熱財投が設けられているか等
- アンカーボルト部分の検査：アンカーボルトは適切に設けているか等
- 防湿：防湿シートの適切の確認等
- 下地：手摺等、取付部分の下地補強が施工されているか
- 防水：防水シートは施工されているか、壁内部と貫通部との取り合い部分は防水処理されているか等
等、設計図書を基に外装下地部分を実施いたします。
新築木造注文住宅完了検査
- 防水部分
- 躯体部分
- 内部
- 外装材
等、設計図書を基に木造住宅の最終完了検査を実施いたします。
各項目の検査は合格するまで検査を実施いたします。
日本住宅保証機構(JIO)の完了検査に合格すると日本住宅保証機構(JIO)より木造住宅10年瑕疵保証書が発行されます。
(註)10年瑕疵保証制度は平成20年9月末日をもって終了いたします。新たに法改正に伴い住宅瑕疵担保責任保険に移行します。
新築木造注文住宅建築 検査工程の流れ
木造住宅建築＞基礎計画 仕様書の内容＞検査工程の流れ＞瑕疵担保責任を10年間義務付け
